世代で変るドラマの作り方

杭を短く打った化学メーカーの社長が泣きながら謝罪してました。影武者とか専門の泣き要員とか、どうせ顔をみたことがないのだから役者にやらせたほうがよさそうです。急にこの人に変りましたって。

泣いて悲しさを表出するのは演出としてあまり高等ではありません。いま最新のお芝居のメソッドがどうなっているのか知らないけれど泣いているから悲しいという表現は、受け手が子供ならかまいませんが大人の演者がするならいただけない表現です。

テレビでもコマーシャルフィルムでも叫び声を上げる芝居が増えました。2010年代は「うぉーっ」て言えば気合いが入る演技なので、たぶん作っている人と私は話しがあわない。

1900年代にくらべて表現が稚拙になりました。

テレビの現場なのかどこかから古株の演出がいなくなったこと。古い時代の演出を観る機会がないひとがドラマ班にふつうに居ることと、完全なテレビ世代がテレビを作り始めたため頭打ちなのですね。こうなると良くなる可能性はございません。日本映画チャンネルに加入するか地味に好きDVDを買い集めてそればかり見るようにしましょう。

最近のドラマがつまらない理由の85%は脚本だけど、その原因の1つに今の35歳以下の脚本家が子供時代、テレビ地上波で洋画劇場が終了していたこと
洋画劇場消滅説。

今の子供は地上波で野球をみていません。だいたい野球に興味があるのが12歳としましょう。5年後に甲子園。地上波から野球がなくなり2020年には野球をする子供が消滅して高校野球が停滞。オリンピックを見た子供がなんだかわからない競技に力を注ぐ時代がくるでしょう。

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