コタツトップパソコン2

パソコンデスクに仕込んだコタツユニットが壊れた。夜の寒さが身にしみる。家具調コタツから取り出した山善のユニットは四半世紀前の製品だった。散々使ったものだから10年ぶりに気まぐれに通電して三日保っただけでも褒めるべきだ。

壊れたユニットを廃品回収に出すために解体する。石英管内部の液体が無くなっていた。これでは暖かくならない。一体あの液体はどこに消えたのかは謎である。

コタツトップを続けるか、はたまた電熱湯たんぽを買うか一日悩んだ。一台我が家にはコタツがある。このコタツからユニットを外すと、通常のコタツが無くなってしまうのだが、床にコタツを置いて入る習慣が無くなってしまったので、パソコンデスクの下に移植しても問題はないだろう。

パソコンデスクの下に仕込む
コタツトップパソコン2台目

初代山善に比べて、2台目のパナソニック製コタツユニットは幅が4センチほど広い。コンパネで作った天井の角材をずらす。

箱は初代はL字の二面でしたが、板を増やして三面にしました。素材は集成材。使わなくなった古いパソコンデスクのプリンタ台、下板、引き出し部分を蝶番で繋いであります。

三面の板のうち、ユニットを支えているのは中央の1枚のみ。片持ちにしました。写真では見えないユニット下にもL字金具が2本あり、計4コの金物で片持ちにしてあります。

パナソニックのユニットは山善に比べて製造時期がやや新しく、ハロゲンユニット。熱量が多くて最弱でも充分あたたかくなります。

前回の山善で失敗したことを踏まえて、以下の点を改良しました。

1 ユニットの高さ
前のときは膝が入るように目一杯高くしました。今回は膝下10センチ向こう脛に当たる程度の高さとします。こうすることで木枠の外にある段ボールの覆いの中で空気が対流でき、熱がこもることを防ぎます。

2 ユニットの取り付け方
天井板目一杯に接触させず、あえて空間をつくります。1、同様熱がこもることを防ぎます。

3 箱の三面組
二面のL字で組んだときは重さで傾いたので、今回は左右対称になるようにコの字に組みました。

使って見た感想
快適。今のところ問題ありません。

コタツトップパソコン