アルツ磐梯と猫魔スキー場はなぜ繋がっていないのか

正面のレストハウスから見て左手、実際には北に「猫魔ボール」と呼ぶすり鉢状のスキーコース群があります。手前から猫魔ボールⅠ猫魔ボールⅡ猫魔ボールⅢ。一番北側のⅢまでいくと、猫魔スキー場まで地図上でもう300メートル。

【公式】星野リゾート アルツ磐梯
【公式】星野リゾート 裏磐梯猫魔スキー場
どちらも電動っぽいジンバルの動き。前のスノーボードを後ろからスキーで追いかけたと考えられます。
DJI RONIN-M 小型軽量3軸ハンドヘルドジンバル RONMJP
スノーボードで電動ジンバルを持って滑るとたぶんバランスが取れない。スキーでしょう。動画はフラッシュに取り込まれてるので判別は難しいですが、画角からふつうのビデオカメラか一眼。一眼もオリンパスの防水のでないと辛い。あれは五軸制御が付いているのでジンバル無しの簡単なリグだけでとれるかも。

アルツの上の方は相変わらず高速道路みたいなコースで、アルペンスノーボーダーが我が物顔でかっ飛ばしてるので初心者は気をつけましょう。おそろしく寒い日にアルツの奥の猫魔ボールに入ると、コースがカチカチでアルペンボードもふつうのスノーボードもエッジが効かなくなります。コースはともかく、リフト前の短い坂がときどき凍っています。

アルツ猫魔の連結は、2009年から話がでてました。
地図をみると猫魔ボールⅢから猫魔の最南部がすぐそば。

いつの間にかアルツ磐梯と猫魔スキー場を手に入れた星野リゾートも、当然繋ぐつもりでこの2つを買ったはず。

当時私も連結に喜んで記事を書いてました。
「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」が連結
なんと繋がっていない。

なぜ繋がっていないのでしょう。以下、地元情報。
価格.com – 『アルツ、猫魔連結は…』 福島 アルツ磐梯 のクチコミ掲示板
言われてみればあそこは国有林で、そう簡単に木は切らせませんね。長野オリンピックのときにアルペンの上部コースが国有地に掛かりましたけれど、そのときは「ジャンプするから通過可能」という詭弁ですり抜けました。さすがに200メートルから300メートルもあると飛べません。民間企業の営利目的ならなおさらです。最低でもロープリフトくらいは付けないと進めません。そうなるとなおさら開発は無理。

繋がると地域最大のコースになるのですが残念。

裏磐梯レイクリゾート(2015年10月オープン)(旧:裏磐梯猫魔ホテル)

Lake side inn Beehive(びーはいぶ)