他人の命より自分の荷物が大事

新千歳空港の日航機火災

荷物を持つなと言われるのにしっかりスーツケースを保持する男ありけり。戦時中の新聞にも「汽車に乗っているときに機銃掃射を受けたらとにかく荷物を置いて逃げろ」とあります。

迷惑行為
できる男は荷物を手放さない

JAL機エンジンから煙 乗客ら165人緊急脱出 新千歳空港 – YouTube

実際あの立場にいたら荷物を捨てられるかどうか自信はありません。

地上整備員が脱出用シューターの下で補助したおかげで怪我人が少なく済んだことが見てとれます。

火が見えなければ芯の強い九州男児は余裕です。

スチュワーデスの声があきらかにうわずっており、客から平常心を奪うに十分な音でした。追い詰められると本性が出ます。素人じゃないんだから、もうちょっと冷静に聞える声はだせないものですか。

JAL機エンジンから煙 乗客ら165人緊急脱出 新千歳空港 – YouTube
「やばいよ」とあおって女の子を泣かせているオッサンは罪作り。
お金を置いてきたと泣く子のいう「お金」は一体いくらだろう。

北海道人ばかりの便ならもうすこし静かでおおらかな大人物ばかりになりますが、福岡便なので皆さん押しが強い。今日中に家帰れるか心配するひともいましたけれど、脱出用シューターを開いたらもうその日はおしまいです。場合によっては空港閉鎖もありえるほどの重大事件です。

火災B737那覇-[HD]-INCENDIO FIRE BOEING 737 – YouTube
乗客の撮った映像がどこかにあるのですが、あったのは遠景のこちら。両手にスーツケースを抱えてにげる客がいます。自分の荷物で脱出用シューターを傷つけて、後ろの乗客が焼け死ぬリスクがあろうが無かろうが、とにかく荷物は持って逃げたい。