女性ファッション誌のオマケ

NHKが取材に来るとはブームは終焉。
by オタキング

女性むけ雑誌の付録がスゴイとかなんとかNHKが。
いまや本体が付録でオマケが本体のようなもの。

鈴木亜美のCDか。
鈴木亜美 – Wikipedia

あれは音楽業界のカルテルで通常の物流が潰されて、本のオマケでCDを付けることにより販路を確保するという涙ぐましい作戦。

たしかフォーライフレコードの時も同じような既存のおじさま達にがっちり握られて苦労したとか。

フォーライフ・レコード – Wikipedia
自分の事は棚に上げて (BIG ORIGINAL BOOKS)

話をオマケに戻そう。

オマケは書店が差し込んでいるので大変だって。ヒモがけだけでは隙間から取られてしまう。ビニールがけが必要。ヒーターを通したりテープで止めたり書店にとっては手間である。

小さな小物が挟まれば本を平積みにも出来ない。

良いことが1つもない。

若い女性はF1層とかいって購買意欲がある消費者最後の砦と聞く。オマケで釣られる消費者なんて、釣りで言ったら「餌取り」なのだがそれでもお客さまなので大切にしよう。

大切にしたいがゆえの提案。ファッション雑誌の特集で内面を磨くためには読書が必要だという設定にしませんか?お前らグラフ誌ばかり読んでないでたまには活字をよめって。

あいだに文庫本を挟んでやるのはどうだろう。先日読んだ大藪を薦めようかと思ったのだが、もったいないのでオマケにはしないぞ。

20分で (中経の文庫)