海外の自作例など

カメラ安定装置、ステディカムの自作例を幾つか。

Make: Online : DIY steadicam with cheap/easy gimbal
バージョン5。足はあのくらいあれば立つ。肩紐が付けているけど実際に稼働させるときは関係ない。水平回転には水道管のキャップにベアリングを仕込んで、前後左右にはボール?ジョイントを使うのだろう。

Gallery > Film EquipmentCamcorder Body Harness
安定したまま移動出来る装置。肩掛けして背面をゴムで引く。この手の肩掛けモデルは幾つかある。注目点は両肩でつっていること。こうすることで左右のブレは押さえられるに違いない。水平が出た状態で上下動はゴムで吸収。左右のパノラマは自分で向きを変えるから問題なし。

グライドカムとスムースシューターの利用が商業レベルでは一般的らしいが自作するときはこっちの方が簡単なような。ガンタンク状にして上下動を地面と垂直にするためパンタグラフを利用すると。

構造が大型になるぶん工作と安定する度合いは高くなるのではなかろうか。要検討。

ここからは製品版です。
Sanda 100: un progetto stabile – Clips Corner
グライドカムの小型版。横軸を長く伸ばすことで安定を図っているのだろうが、長すぎない?

Handheld Camera Stabilizer – Blackbird, GS2 – Camera Motion Research
バランスバードとか国内で2万円台で変えるならこれにするよ。

棒の先端に取り付けて使うことが正解なのか今頃に疑問に感じます。自作微動装置はスケッチして頭の中で動かして納得出来ました。問題は自作ジンバルのほう。縦軸がうまく回せません。

太めの軸にするかターンテーブル用のスラストベアリングを流用するか。
スゴハチ
双眼反射望遠鏡の経緯台。

うーん、水平軸省略って方法もあるのだけれど。そもそもどこまでやるかだね。全軸ベアリングを入れるとなると総重量が相当なものになるのでどこか手を抜ける場所を探している感じです。

手を抜くのは工作の方も同様。省力化を心がけています。

垂直軸はベアリングナシでも良いのかなぁ。
フォーク式経緯台

問題を洗い出すと、パノラマ用の水平方向にベアリングを入れようとすると工作が面倒。軸と軸受けがどうにも大きくなります。

上記リンク「フォーク式経緯台」のように、水平面を広めにとって「カグスベール」を使えばちょうどよさそうな。

先に作った蝶番使用の自作ジンバルは水平だけベアリングを入れて作りました。そのときは水平だけ回りすぎたので、ボルトとかネジだけで済むなら済ませたい。垂直軸は軸自体が長いのでベアリングを2つ入れているフォークの部分と同じ文法でものを作ると冗長になってしまいます。