直木賞芥川賞2017

アマゾンで買っておこうと思って朝出かけに注文。支払いをコンビニにしたあとで、支払い番号の発行が30分かかる仕様を思い出す。今日買って明日の受取りは無理。

水戸市内に車で行ける本屋で、ちゃんとした本屋は極めて少ない。

川又書店 県庁店 | 株式会社ブックエース
ちゃんとした本屋、そう、茨城県庁に川又書店あり。ブックエースグループの傘下になったからなのか従業員が若い。昔駅前のビル奥のオジサンたちはいずこ。

今朝ネットで買いそびれた先週発刊の本がもう並んでました。ネットと喧嘩するためには発売と同時に新刊を並べないとなりません。営業努力に感謝しつつ購入。リアル書店できちんと本を買ったのは、いつのことか忘れてしまいました。半年以上ネットか古本ばかり。

ちゃんとしたところですから郷土史のコーナーや新聞書評で紹介された本のコーナーがありました。

地元出身の恩田陸さんが直木賞をとったので、しばらくすると直木賞コーナーか恩田コーナーができるでしょう。「夜のピクニック」は近所で撮影してるのをチラッと見て、撮影機材に本式のカメラレールの台車を持ってきてたので、野次馬で見に行くと迷惑だからと思い現場に近づかないようにしました。本編の最初を観るとカメラマンごとクレーンにのせて、ステディカムを付けたまま下ろして歩かせてという面倒臭いワンショット長回しを水戸城址で撮ってて、2017年のいまなら電動のスタビライザーで簡単なのに。

芥川賞の受賞者は富良野塾2期。初期の、屯田兵並にひどい目に遭った世代。演劇を学んでもお腹が空くわけで俳優の卵も昼間は働きます。働くといったって北海道の内陸の奥ですから農協の選果場みたいなところばかり。広大な大地で収穫した膨大な量のニンジンを選別して目がチカチカした人たちが、もうあの世代なのですね。

谷は眠っていた―富良野塾の記録