焼いたボルトを押し込もう

急に寒くなった。

午後になったらホームセンターで灯油を買って、ドリルの刃を2種類買うよ。

カメラ安定装置で軸受けを使う都合、14ミリと17ミリの普段使わないドリル刃が必要になりました。

うちから近い場所で買うと大抵トップマンブランド。
株式会社トップマン
削り跡が割れないハーフサイズのドリル刃を買う予定。

ドリルの刃を買うよ

当初は彫刻刀で削るつもりでした。彫刻刀ですと「底」の部分がうまく作れないのでドリルだね。800円くらい?

これで、フォークの造形以外は電動工具で工作できるようになるでしょう。フォークは昨日のスケッチのように曲線を多用します。糸鋸ではなくてドリルで沢山穴を開けて棒状の粗ヤスリで削ります。コンパネに穴を開けるような棒ノコ兼ヤスリなので作業は速いはず。切るだけなら1時間くらいの仕事になるでしょう。

加工に手間取るのはフォークに挟める回転体。回転体自体に軸受けを収納します。フォークの耳軸はM6のボルトを使います。丸くする前に罫書き線を引いて、下穴を開けたあとでホールソーで加工します。順番を間違えると基準線がなくなってしまうので注意。

こちらも他の部品同様当初は凝って作ろうとしていました。強度を考えると簡素化したほうが良さそうです。

鬼目ナットの弱点

耳軸の受けは「鬼目ナット」を埋め込もうとしていました。そもそも鬼目ナットは板を組み合わせたり固定するためのものですから、正確なミリ単位の工作には向いていません。

20ミリ厚で横にネジを貫通させるなら、鬼目ではなく焼きネジを使います。ネジはタップでも切れますが素材が柔らかいパインですし、刺さっていればとりあえず平気なのでこの方法です。フォークに耳軸を挿す場所に5ミリの穴を開けた後、焼いたボルトを差し込んで材木に直接ネジを切ります。強度が高く軽量化出来ます。