北条クランク

筑波山のふもとに北条という町があります。北条氏由来の町で古い構造が残っていて、2箇所クランクがありました。町の出入り口でしょう。片方お寺になってまして、昔の山城かなと。

たしか近くに条里制の田んぼが昔の区画のまま残ってます。田んぼは水の都合早々形を変えれませんので残るとして、北条の街並みか古いままなのはナゼなのでしょう。

クルマ社会になったときに、町の中心部に通行を引き込むタイプの旧街道の場合、多くは車の通行を優先してクランクを削りまして、斜めや直線の道路に姿を変えます。北条が古いままなのは、中心部を外してバイパスを街道とは別野場所に通したからだと考えられます。

この処理のオカゲでクランクは残ってしまいましたが同時に古い商店街は生き残り地元の人はきっと使い勝手の良い町なのではないかなと、さっと通り抜けながら考えました。