台風19号と洪水

川を見に行くのは危ないので行かないつもりだったが、朝からずっと避難しろと放送がきこえたので、そこまでいうならちょいと確かめてやろうと、フル充電したバッテリーとEOS Kiss x9にEF24ミリだけつけて、ぶらりサイクリング。

河原のサイクリングコースは途中で途絶。川岸に係留している鮭取りのさっぱ船は上流よりのゴミを除け川の中央部分にある立木に係留。

飼料の草をまいたロール多数。ナゾのタンクが目の前を流れていきます。

私が偵察したのは水戸市街の北部、せいぜい三キロほどです。

水面はあと50センチで堤防を超える勢い。旧水郡線の大正生まれの橋脚がもし残っていたらきっと洪水の原因になっただろうなとおもいつつ誰が堤防の高さを此れと決めたのか存じませんが口切いっぱいで濁流をおしとどめた堤防を作った人に心の中で感謝しました。

新しく作った橋も実はぎりぎり。橋の上に車を止めて見学する輩が多数いたためか、昼頃各橋が警察の手で封鎖されたみたい。子供が渦を除いている景色はぞっとしない。

私がとおったときはまだ牧歌的でどこも普通にとおれました。ただ、百里の救難ヘリUH-60を見かけ、茨城県の防災ヘリが飛びまわっています。

私がそれ以上いくのをあきらめた橋のさらに上流がまさかあんなに水浸しとは。

気が済んだのとお腹がすいたのてなんとなく帰宅。

帰路点検中の消防車の集いに遭遇。

堤防の強度を思うと早々切れないだろうと信じてましたが、実は一か所浸透圧で水が漏れている場所でした。そうと知ってみている私は、点検する消防に「わかっていること」を気が付かれないように思考をでたらめにして、目立たぬように慎重に、そーっと現場を後にしました。もし決壊するとしたらあそこ。