本来あるべき自転車の形

ハブステアリングの自転車はどうして流行らないのか考えていた。フォーク式のいまのあの形が標準化されたのはなぜだろう。

きっとハンドルとハブがひとつ部品でつながっていることが重要なのだ。ハブステアにすると、どこかでリンク機能をつけて間接的に軸を操作せねばならない。部品が増える。

チェーンであることも、あの長さも、どうしてあれが正しいのか。自転車が発展していく途中で沢山の亜流があったろうに。

チェーンであることは、おそらく強度の問題。いまならロープでもベルトでもなんでもある。往復運動を使う仕組みも定期的に考えられているし、よくyoutubeで最新技術を紹介する動画に出てくる。でてはくるけど普及はしない。

自転車はもっとシンプルで機能的で小型化できるはずだ。だからわたしはあきらめない。しかし、すこし考えるたびに現行の形は「あれしかないよな」と思う。フレームを既存のものからもってこようと考えるたびに堂々巡りになるから、まったく革新的構造から始めるべきなのかもしれない。