オリンピックを楽しんではいけない人たち

オリンピックなんてものは、スポーツの好きが勝手に腕を競う大会だ。
伯爵が趣味で始めたお祭りなのだから、趣味の延長でよいはずだ。

命がけでやるものだろうか。

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【目指せ第二のマラソン選手】

第26回円谷幸吉メモリアルマラソン大会の参加申込受付中! – 須賀川市

第二の円谷選手を育成したいらしい。
こんなにも悲しいのはなぜだろう。
若いうちに、うまいものを沢山食べておいて欲しい。

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【スポーツで国威発揚しなくても】

国が豊かになると、スポーツで威張らなくても平気になる。

最近は「オリンピックを楽しみたい」と聞かれるようになったが、10年前なら張り倒されていただろう。

張り倒していた人たちの正義は一体どこから来たものなのだ?

戦前の教科書だろうか。

「五輪で人生を変えたい」
フェンシングの太田選手。 個人が人生を掛けて取り組むのは良いとおもう。

組織のために戦うのはもうやめれば良いと思う。
日本柔道を世界に広めようと「一本で勝ってこい」なんてプレッシャーがかかった。
結果、多くの柔道選手が敗退してしまったのだが、あれはどうオトシマエをつけるのだろう。

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「日本の人はメダルキチガイだ」
水泳の千葉すず選手。

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オリンピックはいまだに舶来のありがたいものだと考えているのは年寄りに多い。
上野の美術館で「フェルメール展」とかやるとおもわず来てしまうタイプではなかろうか。
彼らは脈絡なく「シャガール展」も来てしまうだろう。
自分が好きなものが何かわかってなくて「流行ってるから行ってみる」人たちだ。

今の中国には沢山いるのだろう。

asahi.com(朝日新聞社):劉翔棄権、世論「許せぬ」 メディア・当局は火消し躍起 – 北京五輪2008

好きだから「フェルメール展」に行く人が増えるのが正しい姿だと思うのだが、いかがだろう。

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【オリンピックと建築】

東京オリンピックは、当事者で気がつかなかっただけで、
他所から見たら結構恥ずかしいことをしていたのではないかと心配になってきました。

鳥の巣はみんな悪く言うけど、代々木体育館だって。
日本は丹下がいたから自前で作ったけれど、
鳥の巣は外注だったみたい。

ヘルツォーク&ド・ムーロン – Wikipedia
スイスの建築ユニットだそうな。