秋を感ぜよ

午後近所の公園で日中のテスト。木は逆光で撮れないので、順光で撮ります。

近所の母親がポプラの葉を拾いながら息子に「秋をもっと感じるのよ!」と檄を飛ばしてます。男の子の気持ちは、きっと「秋なぞ知らぬわ」でしょう。そんな顔をしてた。

わたしも知らぬ派なので、枯れ葉を見ても何とも思わないし色の変わった葉っぱだなとおもうだけ。

「どうして感じないの?」と問われたら落葉広葉樹の葉が落ちる仕組みを説明するので、風情はありません。

風情というか恋心がうすい。カップル用の幸せになれる鐘がぶら下っていても、うるさいなと思うし、金網にU字ロックをガチャっとはめると二人の愛が外れないというけれど、ロックピンに引っかかっているだけだと思うし、古今和歌集をパラパラとめくってみるけれど、貴族は恋の歌ばかりで、なんか、こう、面白くない。

新しい牛車のサスペンションの話とか、ホイルサイズを変えたとか、牛車の軸のメンテナンステクニックみたいなものが読みたい。まだ漢詩のほうが、その他もろもろの話をしているような気がします。まあでも、漢詩にしても、弓矢の長さとかどんな刀を使ってるとか、ごはんは何を食べるとかそういう話こそ読みたい。

帰宅後、夜部屋を暗くしてストロボを試す。TTLなので、明るさ調整が自動できれいに撮れる。

いままでなにに苦労していたのだろう?やっと三年目か四年目くらいになりましたけれど、見様見真似で使ってきた、傘やデフューザーは要らない。荷物は極力減らして、屋内なら天井が白いと嬉しい。乾電池二個のストロボで十分ですし直当てで、だいたい何とかなるし、感度も3200くらいまで使えばストロボいらない。

疲れていたので、LEDの常夜灯に灯火を落として寝てました。それを忘れて寝て起きてカメラを操作。設定はフルオート。光量がまったく不足した暗所なのに普通に写りました。確認ボタンで感度を見るまで常夜灯と気が付かず。カメラが新しいと撮影が簡単になります。

画素数は高いほどよくて、オート機能は使えるだけつかいます。