ひとりススキ撮影会

カメラをもって散策。きれいなススキの群生を見つけました。

風景に限らず、写真を撮っていると、きれいだなと思って最初に撮ったものがいちばんしっくりします。あとから設定を変えて撮っても、思うようになりません。

感覚的に優れた人は、疑いなく二枚目も三枚目もきれいな写真を撮り続けられるのでしょう。私には難しい。

帰宅後、いいと思う写真とそれ以外で何が違うのか一人反省会を開催。

一枚目がよくできた理由は?

二枚目も、近い位置で絞りと感度とシャッター速度を変えただけなのに、どうして美しいと思わないのか?どこかに理由があるはずです。

最初の一枚目は土手の途中で撮影。その後、二枚目はススキに近づいて撮るため土手の下に降りて撮影。たぶん立ち位置の差が大きい。アイレベルという視点の高さが写真に影響しています。

「土手の途中でススキの穂のすこし低い高さでカメラを水平に構え、感度400、シャッター速度250、絞りはF16、構図は三分割法で撮るとキレイ」と答えがあらかじめ分かっていれば再現できますが、わたしのような初心者は根拠がないから、カメラの設定を決めるだけで途方に暮れます。撮影中はずっと迷子です。今回は青空でF16は意図しました。三分割法は無意識なのでまぐれです。

カメラをはじめて何年目か忘れましたけど、晴れた日の絞りをF16が必要だと納得するだけで数年かかってます。

まともな写真を定常的に撮影できるのに、はたしてあと何年かかるのでしょう。

怖くて計算できません。