もう高いレンズは買わない

キヤノンの一眼レフ用レンズはこないだジャンク箱から拾った4千円を最後に、もう2万円以上のレンズは買わない。しばらくコンデジメインにします。フルサイズミラーレスは必要ないし、レンズが外れるとギミック分重くなるしどれを買っても明るさ調整のモード呼び出しがすぐに出てこない。ネット用に幅2000pxの画像は不要で。そうなると、1600万画素で操作系の良いカメラがあればよろしい。

料理の下手な人はカレーもまともに作れないのはなぜ。

プログラムオートより写真が下手になるのはなぜ?

わたしは、カレーを下手に作る人に、なにか学ばねばなるまい。

2000年に出た小西六の技術者が書いた撮影読本を面白く読んでます。作者が各地の写真サークルで行った講義の資料をまとめたもの。

わたしはポートレート撮影本の熱心な読者です。写真の基礎がわかったつもりでした。しかし、この本には、わたしが読み習ったことと違うことが書いてあります。小西六の方が書いた本は、人物撮影だけに特化せず、写真ってこういうものだよねと広い視点で書かれた技術の本です。技術というのは撮影技術と表現の技術を含みます。ポートレート本は、紙面の都合なのか、撮影技術に終始します。

写真 もっと自由自在 内田康男

ここからは私感。

撮影も4年もすぎると、自分の特性に気が付きはじめます。今年は撮影の仕方をすこし変えようと思います。単焦点レンズだけで撮るのをやめます。短焦点も持っていくけれどズームで撮ります。いまようやく見えたのか、写真が上手い人が抑えている基本があるということ。存在自体は、あるだろうと見知ってました。

具体的にコレが必要だという抑えるべき基本とその中身が見えてきました。

わたしの見える範囲は狭いので、一般的にどうかわかりませんが、風景をきちんと履修してる人は上手いです。ちょっと年齢が高め。たぶんデジタルから始めた若い子と、ひろってる情報が違うのでしょう。わたしもずっとデジタル世代の情報だけを拾ってきましたが、なにか物足りない。

基本が足りない。