得意な部分を伸ばそう

自分の嫌いなものについて考えるくらい無駄なことはない。自転車で山に登ろうとトチ狂ってた先々月。ためしに筑波山の下のほうだけ登ったけれど、アレ以来自転車に乗っても坂に近づかないしそもそも乗らなくなってしまた。

上り坂は向いていない。平地をゆこう。もうすこししたらいわき四倉の海沿いを走って常磐線にのって帰ってこよう。海岸沿いは平らだ。地名も平らだっていう。

もっと遠くの閖上あたりまで行きたい。冬に走ると寒いけれど、行けるものならいこうと思っている。

今年ワークマンで買った蛍光色のベストは、サイクリング熱が冷めて、コロナで遠出ができなくなってそれきり。ハンガーに掛かったまま秋になってしまった。

あの変な色のベストは今年中に着られるだろうか。夏物整理の処分で買ってるからたぶんクール素材。冬には風よけにもならないだろう。

人間向き不向きがあり、中学生になるかどうかぐらいで小説があんまり得意ではなかった。それを忘れて、一番読まなそうな人気作家のただ男女が出てくる小説を読んだら、まあ進まないことこの上ない。エッセイは面白いのに小説は苦手。好きなエッセイを書く作家であろうとも、その小説を積極的に読まない。きっと小説という形態があまり好きじゃないのかもしれない。

このさきその一冊読めるか自信がなくなる。同時に買ったミステリーの短編はなんの問題もなく読み切れました。

きっと小説というものと相性が悪いのだ。

自転車で山に登ると辛いように、読むと辛い小説のだ。わたしは、ダラダラ平地を走るべきだし、小説以外を読めばよろしい。