寝正月

休みになったら讀書をしよう、陽のあたる場所で読もう。されど年末からご運動もせずゴロゴロしたら頭がまったく動きません。ふだんから動かない上に完全停止状態。

新書の「まえがき」で力尽きました。ひととおり目を通してから精読すればいいやと切り替えて、適当にめくったところから章ごとにでたらめに読んでます。実用書はいつもこう。

ほかに溜め込んでいるのは、わりと純文学に近い作家のエッセイと、剣豪小説と、写真家のインタビューとアニメ映画の絵コンテ集です。動かない脳みそ状態で読むと文字より絵のほうが読みやすく感じます。

視力も落ちました。讀書量は体力と感じます。若い頃のように大量には読めません。若い頃もそこまで量は読んでないけど、いまは読める冊数が限られます。今読もうとしている「作文の書き方」みたいな本は、文体の相性も私と悪くないし、本をよく読んでいた夏頃の感覚なら読めるはずなのに、冬の今はいくら眺めても頭に入りにくくて、これはたぶん正月で堕落した私がわるい。本は悪くない。

年末から正月にかけて何かをしようという気力は一切なし。ラジオで箱根駅伝を聞き、判官贔屓なので駿河台大学を応援してます。どこにあるのか駿河台大学。なまえで場所はわかるじゃないか。たしか法科専門だったような。駅伝は強化費用や生徒数で勝ち負けが決まる気がします。強いのはマンモス校。お金を正しく投入していれば、それなりに選手もあつまり指導者も集まり、強くなるのでしょう。

NHKラジオの解説はなんとかいう俳優で、どうして俳優がでしゃばってくるのかしらと訝しく感じてました。ゴール後の帝京の監督と面識のある、元陸上選手だそう。監督はNECの陸上部でコーチで俳優は当時の教え子。へー。NEC陸上部が休止になり、大学の指導者に移ったみたい。府中-八王子で近所ね。

文春のナンバーの記事を読んでみると、ネットで見かけた3区遠藤の靴がミズノのプロトタイプ説が裏付けられてました。走る人が見るとわかるのか。僕も去年の今頃は厚底を履いたら早く走れるような気がしてました。今となっては、ランニング自体が辛いけど。

https://number.bunshun.jp/