テールコーンを作ろう

先週末は長時間サイクリングをしました。単調な平地と無理な運動。休みながら走った結果、割り算をすると私の巡航速度は13キロと出ました。

途中、アニメ声のコンビニ店員さんからアメリカンドッグを買って食べたり、ヘリコプターの遊覧飛行の料金を見て、これなら乗れると思ったり、魚釣りの人にテナガエビは天ぷらにしてたべると美味しいと教わり、ジジババと釣りに来てた子供の釣果に感心しつつ、休み休み走っての13キロ。ロードの人は時速30キロくらいでビュンビュンはしりますから、私はまるでママチャリか子供用自転車レベルでした。

ずっと向かい風がわるい。それに姿勢の起きた自転車は空気抵抗がなかなか大きいことに気が付きました。家に帰ってからずっと、どうやったら空気抵抗が小さくできるか考えています。スポーツマンなら足を鍛えるのでしょうけど、そこはドを越した運動嫌いなもので。

風よけをつけるしかなさそうです。先週末は比較的自転車用のコースが分かれていましたが、一部公道を走りますから、あまり派手なテールコーンはつけられません。背中側の荷台に、みかん箱4つ程度の容積が限界です。

以前、同じ車体にダンボールでリアテールボックスを取り付けて走ったところ、雑な構造にしてはなかなか効果が高く感じました。ただ、ダンボールでは見た目も悪いし大きめにつくったので、追い越してゆくパネルトラックの後部乱流に引き込まれます。

そこで、次回のサイクリングまでにテールボックスなりコーンを作ります。さきほどスーパーで発泡スチロールの箱を2つ。お風呂マット一枚、厚手のヨガマット、何十メートルかの針金、幅30センチ長さがたぶん25メートルくらいの半透明塩ビシートその他もろもろ、材料には事欠きません。


設計要件

本日、強風が吹き荒れ、風速5-7メートルほどです。このくらいの風が吹いた時でも煽られないもの。

効果が出るように、自分の体の横幅に応じつつ、大きすぎない。

自転車から簡単に外せること。外して車に乗せられること。

荷台は荷台として使えること。

構造が簡単であること。工数、継ぎ目、部品数は極力減らす。材料のカットも減らす。

以上の要件を満たそうと、紙で模型をつくったりボールペンで落書きをしてます。とりあえず、発泡スチロールで大きさを体感することからはじめて、切り貼りしてどこかで硬質な素材に切替えるか、最初から薄いベニヤ板でつくってしまうか。

シートやマットを筒状に輪にして、適当に潰して作ると簡単です。

形としては卵型が理想。しかし、工程を簡素化するらな箱型。斜めからの風やトラックの乱流、吹きさらしの横風を考慮するなら上下も低くして後端を絞るようにしましょうか。いずれにせよ、材料と工程とほしい結果のバランスを検討しています。不確定要素が多い場合はだいたい作り始められなくて、いざ作ると迷いのために完成しないことを十分理解しています。

たぶん、最初から卵型の3Dで局面が出せる工法を採用して、運搬と設置と使い勝手を優先しましょう。この迷い方ならもう数週楽しめます。ただ、作らずに楽しんでしまうと夏が来て走れなくなりまりますから、数週で手を打てますように。