カメラマンになる

カメラのことで頭がいっぱいでした。いまはカメラのことを考えなくて写真のことを考えてます。

どこかに気が変わるポイントがあったか。なんとなくアノへんかな?というのはわかります。

コロナですね。人と接触できなくて、写真を撮る機会が減ったあの時期です。思いを巡らせる対象がカメラから写真に移動したようです。

コロナの初年度は人物撮影が実質できなくて、最初のうちはしょぼんとしてました。そのあと気まぐれに買った富士のミラーレスにニコンの24ミリを付けて、38ミリくらいのちょっと広めのレンズで絞って景色を撮影してました。

コロナで二年は、自分で取った写真を鑑賞できるようになりました。たくさん撮影すれば一枚ぐらいあたりがでるものです。

ああ、これでやっとふつうの写真が撮れたなと思ったものです。逆に言えば、それ以前は写真を見返すこと自体がすくなくて、カメラとレンズのことばかり考えてました。これでは写真がうまくならないわけです。最初からキレイな写真が欲しくて撮影してる人には敵いません。

いまはカメラのことをあまり考えなくなりました。写真を初めて5年目?で、やっと普通の人になれた気分です。いまは、どうやってきれいな写真を撮ろうかなと、カメラのことより先に写真のことを考えています。