逆の位置にディレイラー

M5コンパクトというリカンベントの写真をみてます。

変速機がつかないからどうしてやろう。BB台座プレートと専用BBとEタイプフロントディレイラーを手に入れて現物合わせをしてまったくつかないことを確認。絶望から3日たちました。

フロントディレイラーを自作する方向で考えていましたが、難易度が高すぎて頓挫。チェーンを脱線させるディ・レイラーとして左右に数センチ動く薄い鉄の板をどうしたら合わない車体に接できるか形を考えています。

土台さえ作れれば、あとは鉄板のどこかを片側にスプリングで引き、ワイヤーで引き戻しすれば出来上がるはずなのです。しかし、それが全然作る気になれずにおります。

あらちためて車体を横から見た写真を眺めいてたら、通常とは逆の位置、つまり「引き」ではなくて「戻り」のチェーン側にディレイラーを置く空間を見つけました。その場所は、時計でいうと「8」の位置です。そこに取り付けて走行時だけ逆転させて変速できまはず。しかも手持ちの部品で組めるのではないか。

思いつく難点としましては、変速時だけ逆転させられるかということ。しかし、フロントディレイラーをゼロから作るよりは既製品の流用のほうが簡単です。

自作ディレイラーはどうにも作れる気がしなくて投げてました。たぶん私の無意識が拒否権を発動したのです。

しかし、今思いついた妙な方法は、既製品を工夫して取り付ける、変な位置にディレイラーを置いて運用で工夫して実行する。

まあやってみようかなという気になりました。

こちらは私の無意識が受け入れたようです。ワイヤーの引きの台座はつくらねばなりませんが、ディレイラーの設計も新造も切り貼りもないので現実にできそうな予感がしています。