模型屋さんと伝導機屋さんで部品を物色

つくってしまえばナンとでも説明できるのですが、つくっている途中なので考えながら書いています。書いている途中で気が変わったりするので脈絡ない文章で失礼します。

【工具屋さんへGO!】
軸受けを扱う工具屋さんでミニチュア・ベアリングの在庫を確認してきました。

品揃えのよいお店ですが、あんまり特殊なので「取り寄せ」扱いでした。

一般的なサイズの軸受けは、外径が20とか30ミリほど。
「小径軸受」はおよそ10ミリから20ミリ強までを指します。
外径10ミリ以下になると「ミニチュア軸受」けとなるようです。

「一般サイズ」、「小径」、「ミニチュア」の間に明確な線引きはなく、それぞれ重複します。
慣用的表現ですので、正確な呼び名があるかもしれません。正式名はよくわかりません。
工具屋さんに「模型用ですか?」と問わました。

【そうだ模型店に行こう!】
ミニ四駆の「ミニチュア軸受」は本当にミニチュアでした。
主に釣り具のリールやミニ四駆、ハードディスク、ラジコンなどに利用されます。

ミニ四駆用の極小ベアリングは直径6ミリで内径が2.5ミリ、六角形の取付穴があいてます。
高速回転での抵抗を減らす用途で使うので、結構隙間があってぐらぐらしてました。

移動中になんとなく物体が組あがってきました。
クルマだと思考できませんので自転車移動です。たのしい。
今度は部品の材料を探します。
ホームセンターでグライドカムタイプのジンバルに使うフォークを物色しました。

丁度よい部材はなく、自分で切り出すか加工が必要になりそうです。
U字型のフォークを使う場合、過剰に強度が必要となります。
パイプ押さえの金物がよさそうに見えましたが、強度に大して重すぎです。


強度を考えると口が開いていない円径が有利です。
それなら輪っかのほうが良いだろうとVU50のジョイントを買ってきました。
長さを調整して強度も加減できます。

30ミリ長でカットしたのち、腹のまん中にM6のアタマを削ったボルトを通すつもりです。
その垂線上にもう一度M6のボルトを収め、外に向けて突き出し虫眼鏡のカタチになります。

虫眼鏡のレンズ部分に、軸受け6001番を収めたアルミリングを収めます。
レンズはクルクル回ります。

アルミリングはM6のネジで支えた675番2つが受け持ちます。
柄の部分は内径6ミリの606番で支える予定です。
いちおう以前つくった木製ジンバルがあるのであそこから移植します。

木製ジンバルは精度が出ずにお蔵入り。
前回できなかった「芯出し方法」を思いついたので実践してみます。
案外単純な工作です。前回手間を掛けたゆえに歪みました。

【部品は少ないほどよい】
U字型フォークをやめて、排水パイプジョイントにしましょう。
これで部品点数減と軽量化で一挙両得です。
外側の軸も簡素につくれそうです。
工作精度はほどほどに要求されますが、金属フォークをつくるよりは簡単です。

【脳内インチキ3D CADシステム】
私の工作は作り始めるまでに時間がかかります。
アタマの中で何度も部品を入れ替えて組みたててます。
自称脳内CAD。
組み立てから部材の切り出しを想像して「めんどーくさい」と思う度に
手を抜ける部分を探して改良します。

格好良く言えば「カイゼン」なのでしょう。

実際には信頼性設計で言うところのフールプルーフです。

私の場合、ネコが電子レンジに入らないように、ネコのアタマより小さい電子レンジをつくるタイプというか方針。

バトルプルーフ – 航空軍事用語辞典++
ついでにバトルプルーフとして、実際に使ったとき、部品を落として使えなくなったとき、壊れたときまで想像しています。

ああ、悲観主義者なのか。

そんなこんなで部品は少ないほどよいと考えています。戦闘中に草むらでネジが1個なくなってそれが特殊で直せなかったらやられちゃうなとか。それなら関係ない部分のネジと互換にして、弾頭とかキーホルダーで外せるようにつくるのが親切ってものではないでしょうか。

バブル以降の日本製多機能リモコンは嫌いです。

【技術資料】
技術資料 硬質塩ビ管 VP管の寸法
以前プリントアウトして見ていた塩ビ管の規格表です。
フォークはあきらめ、呼び径50のジョイントを利用します。
呼び径と正式なサイズは若干違います。

NSK/NTN/NMB/ミニチュアベアリング販売
こればっかり見てます。

ものがあるなら外径6内径3のシールド軸受けを使うつもりでした。
結局取り寄せとなったので、ここはちょっと大型化しておきます。
外径8内径5の675(850)に変更します。

手持ちの卓上旋盤のチャックを見るとなんとか8ミリくらいまで行けそうです。
ゆっくり穴を開ければ8ミリも空く筈。油まみれになりそうだけど。

ミニチュア玉軸受・小径玉軸受 WA675ZZ
外径8を使うと内径が5ミリでとれます。
5ミリだとM6のボルト足先端をを削ってやれば5ミリの内径に収まります。
これで固定のネジとナットがすべてM6となります。

強度やバランスを考えると外径7内径4がよりよく見えます。
しかし出先で余計な工具を持たずに済ませるため、675軸受けを採用します。

【なぜM6に揃えるのか】
オモリの固定やワッシャなどそのサイズで揃えているから軸も同じにします。

すべて同じ規格にしておくと、仮に出先でナットを1つ紛失しても実用上いらない場所から移植して撮影が続行できます。

カメラは知りませんが、自転車の部品はよく考えられていて同一の工具でブレーキからハンドル固定までなるべくできるようにつくられています。余分なスパナも持ちたくないし、その当たりの思想を受け継ぐことにしました。

NTN株式会社 NTNストーリー おしえて!!ベアベア
軸受けの種類と使い方の違いについて楽しくてわかりやすい読み物です。
本来、中心軸用はスラストベアリングを使いたいのですが。
開放型を避けているのは外で使うとホコリが入るからzzを多用してます。