大型カメラスタビライザーの製作

昨日切ったのはal-large大。でかくて持ち歩けないので弓パイプを切って軸を付けて折りたたみ機能を装着。下部ウエイトの移動と、弓部分の開き具合が調整できる。三次元のうち上下の微調整を装着。前後も多少この部品で調整できる。左右はカメラ取付部の長穴でカメラの移動で重心をとる。製品のマーリンは、ジンバル側を前後左右、開き具合で上下長を調整している。
つまり、私の作った9号機だか10号機は、バランス調整が製品と同様に出きるようになったわけだ。

機能はレベルアップしたはず。といってもまあ、自己満足ですけど。これまでワッシャーだけでバランスをとっていたから、ワッシャー重量以下の重さも取り込めるとなるといじってて楽しい。いままでどうしても最後、大型化して誤魔化してたよって部分も追いこんでゆけるので調整後の動きが気持ち悪い。だから、たぶん映像もちょっとだけよくなるはず。ジンバルの下にオモリをおいて、完全に重心をとることで安定感がました。アルミ05号機や他の実験機でときどき似た感覚を得ていたが今回は狙って作った。全体像と機能をふくめた撮影を予定していたが、雨ふりで昼の食べ過ぎがたたって夕方寝てしまった。

週の後半に作業を増やしたため、疲れがたまっていたようだ。土曜日の工作は午前中に用事があってでかけてて、待ち時間に落書きしたものをそのまま作った。何度もスケッチして図面で仮組みしていたモノなので、作り始めると手が勝手に動く。脳みそはあまり使わず、体が勝手に完成に向かって進んでいくのは気分がよい。アルミの切断、曲げ、鉄のロウ付け、ボルトの切断、パイプの潰れ止め。可動部品の組み立て、適切な部位へのグリスアップ。正確な図面など引かず、その場で切り貼りしてつくった。コサインの角を調整する金物の曲げにてこずったけれど、あとはほぼ、手に作らせた。