水曜ロードショウ

映画が分かる人とは仲良くなれる気がします。

ところでこんど復活する水曜ロードショーの解説はどなたなのでしょう。
リリコなのか?時代かリリコに追いついたのか。

まさか復活して直ぐに「ルーキーず~卒業~」なんかやらないよなあ?
「ルーキーず」ってずをひらがなにすると座りがよいね。
ず~とるびみたい。

「海よりも深く」荻昌弘を偲ぶ: net@valley

中津川病院:言語聴覚士のひとりごと : 映画評論家 荻昌弘

説明にしても評論にしても、ちゃんとしたとこがなくなってしまったように思う。テレビはナンシー関がいなくなったらあんな感じだし。映画自体に興味がないからってのもあるんだけど、いま聞こうと思う解説者が見あたらない。

映画館の出口で「最高でした!」みたいなものは評価でもなんでもなく、あれは侮蔑。そのことに配給会社の広報はいい加減気がついてほしいのだけれど、きっと受け手である私達(映画をみてないので俺は入れるなよ)の質が悪くなってしまって、とりあえず出しておけばよいと思うのだろう。マズイお通しでも腹が減っていれば食うし北ちょーせんの人は難民飯もうれしいんだろう。

日本映画の中の人はバブルの金でまともな映画はできなかったから、いまできる分けがない。映画って、ちゃんと観ないと作れなくて、ほどよい貧乏なほうが映画はちゃんとみると思う。バブル入社組みのテレビ局の中の人が、映画をつくれるとは思わないね。

古い映画は良くできてるなーと感心するもの。俳優に存在感がある。先日ビールのコマーシャルで木下恵介の映像といまの映像を繋いだものをみたけど、「いま」がうすくてびっくりしたよ。そりゃ、画面が持たないからドリー撮影もしたくなるわ。絵にならないってこういうことなんだ。加藤剛といまのタレントを並べたら、加藤剛に透明のエフェクトをを50パーセントくらい掛けてやらないと座りが悪いと思う。そのくらい平成の今のタレントには差がある。大岡越前のときの加藤剛の父親役をやっていたのが、いまのJALの植木社長のお父さんで、片岡千恵蔵なのね。説明が逆のような気もするけど。さすがに似てる。
日航の新社長に片岡千恵蔵ジュニア – 経済ニュース : nikkansports.com

明るくて軽い時代だから、言いたいことを映像でいうよりもtwitterでつぶやいた方が通じるのだろうか。そんな現代にはあまり興味がなくて、ふるい映画を引っ張り出して観るようになってしまいました。わたしが言っても仕方無いんだけど、カメラってがっしり腰を据えて撮るものだと思うよ。すぐドリーとクレーンにすると、絵が落ち着かないし俳優がかわいそう。
ついでに、ハンディカムが日本の映像文化を消したのかもしれない。