トンカチ型の手作りステディカムをテスト。今回は300グラム増量。
今回の動画のほうが揺れてしまいました。なのでアップしてません。
常々重さは関係ないと言っておきながらオモリを追加してしまいました。
重い方が風に強いと思って。
一般論では重い方が安定します。うちの機材は重くすると、踏み込みの振動が体経由で腕に伝わりカメラが揺らしてしまうんです。うちのはマーリンの発展型なので、カメラの下にグリップがあります。だから、歩きで生まれるショックは全部上下動に変換されてしまいます。
華奢な構造が悪いんです。
マーリンタイプは軽いオモリがふたつ積めれば十分でしたので、アルミ16ミリチューブを採用しました。パイプ径をそのまま、下に横棒が付くスレッドタイプに移行したら、余計なパーツが足を引っ張って強度不足になりました。追加された横棒部分はマーリンのオモリより大きく、わずかに重いため振動に影響してしまいます。
パイプは再設定すべきでした。
近所のホームセンターで19ミリが手に入るので19、ほかに25ミリがあります。20ってなんでか見当たりません。わたしのスレッドはギンバル周辺のグリップが動く部分だけ小さく曲がった形です。1ミリ圧のアルミチューブなので、特性を考えると冷間で曲げたい。現状では19が妥当だと考えています。
そして何度目かの同じ結論。
パイプを太くする?
全体を軽くする?。
太いパイプを曲げるのが面倒なので既存のまま追加分のオモシを外して軽くしました。
そんなこんなで、なんの進展もありません。
一ヶ所だけ、重量増加とは別にジョイント回りをいじりました。軽量スタビライザーのコントロール用の部品です。
総重量がものすごーく重い業務用ステディカムは両手で指を這わせたまま歩けますが、ウチの自作機材に指をかけると、指で触れたら触れた分だけに回ってしまいます。そこで、軽さゆえの対策が必要となります。ジョイントの近くにひとつ部品がつきました。詳細は次回。