Web2.0が殺すもの
本を探しに本屋に行ってきました。
新刊書店に行くのは久しぶり。
本日のお買い上げ。「Web2.0が殺すもの」経済と歴史の棚の間にまぎれていた。
皆が信じている「Web2.0」は幻想で、そんなものはべつにあなたの生活には関係が無いのよ、って内容の本。
Web2.0はキャンペーン。営業マンが売り込むための材料と一刀両断。
Web2.0エバンジェリストの言動を信じて進んだとしても、行き着く先は今とそれほど変わらない。「Web2.0化」を胡散臭いなあと思う向きは、具体例だけ読んでも面白いので、ぜひ本書を読んで欲しい。
2.0で何が変わったかといわれれば、そんなに変わっちゃいないなあ。
BlogはWeb2.0らしいのですが、それほどありがたいとも思わないし、ミクシイも諸手を揚げて喜ぶほどのものではない。
本書でも指摘されてますが、個人的にはGoogleの検索結果が鈍くなったのが気に入らない。
グーグルを降りる作戦も考慮にいててみた。Gooに乗り換えるとか。
YahooとMSNだけに対応してれば十分なように思います。
・Web2.0が殺すもの よそのひとの感想
現場に近い人でも温度差があります。礼賛する人と、嫌悪感を抱く人。
オカルトなんかもそうですが、オカルトを本気で信じてる人と洒落で信じてる人と、本格的な嫌いになる人が居ますよね。洒落で信じているタイプはこの手の本は面白がらないと損だと思います。大体がさあ、いてもいなくてもいいんだから。僕の感想はココに尽きます。
ということで、面白がってる人へのリンク
全然関係ないけど、来年のソニンカレンダーはエロい
以下、気になったけど買わなかったリスト/リンク先はアマゾン
損をして覚える株式投資
ライブドアのおかげで覚えた人が多いと思います。ソニーショックとか。インテルショックから覚えてる人は今頃大金持ちだと思うよ。
戦場の狙撃手
みるたびに気になりはしますが、ビーター・ブルック・スミスの本と比べてなんとなくかぶるし、後発なのにいまひとつ訴求力が足りず。数度手に取るが買うまでに至らない。
搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!
最近新書で売り込もうって作戦に度が過ぎてやしませんかねえ。内容は、若年労働力がどうして搾取されるのか、って視点なんですが、その部分の考察はそれほど深くなく、バイク便業界の実態を書いてお仕舞いな感じな本。早いはずのなぜレーサーに乗らず、オフロード車を使うのか知りたい人は読んで損はしないと思いますが、どちらかというとバイク好きむけ。マーケティングの視点から編集者がタイトルを変更したんじゃないの?サブタイトルとタイトルが逆だよ。
週末は大洗に壊れた車を見に行って、座礁した鹿島灘の貨物船の写真でも撮ろうかな。