共通部品

正直、経済はべつにどうだって構わないのですが、日産とルノーがプラットフォームと言って車台を共有化してきたとき、どうして他の車はそうしないのだろうと不思議に思いました。初代のマーチとキューブって足回りが一緒でしたよね。共有部品が増えると車種が増えてるのに部品点数が増えない。うちでつかってるパナソニックのラジオの金型は、AM専用とFMつきとの型が一緒です。

街中で分かるのは、車のバンパー。グレードの低いモデルに筋が入ったものがあります。穴を開ける下地みたいな丸いへこみがありますよね。あれはセンサーをつけたりマフラーの位置を変えるためのものです。本来、なくていい溝。この溝をつけることで、部品が共有でき、大量生産で安価になります。つまり、三種類くらいで同じ部品を使いまわしているわけです。もう、全部同じ車にすればいいのに。

ムーアの法則があります。倍々ゲームで値段が安くなるあの話。こと車に関してはぜんぜん安くなりません。

車の原価っていくらぐらいになるのでしょう。たぶん、以前も似たような記事を書いたことがあります。車検が近づくたびに頭にくるので同じ話になりますが、続けます。

日本の電機が韓国勢に完敗した理由:日経ビジネスオンライン
2009年11月10日(火)から5年で2014年。ことしが2012年だから、本当だ。