左側から攻めよ

壁を遮蔽物にして射撃する自由シリア軍の映像はぜんぶ左側から撮影されています。これは、銃を構えた兵士が右効きだから。訓練された兵士であれば、左右どちらからでも撃てます。まったく訓練されてないことが分かります。自由軍の兵士は土地を追われた市民で、自分の街を取り返しに来ているだけかもしれません。

あれでは、政府軍からしたら「的」ですよ。無反動砲を使う映像をみました。撃った瞬間反撃されて、砲を収納するのに手をだしたら撃たれてて。紐を付けて自分のほうに引き寄せればいいのに。

街を追われた市民を武装化して前線に送ってもだめで、指揮命令系統が必要です。そのためには、どこか難民キャンプの近くで軍事訓練をして、士官クラスの人間を養成しないとやられっぱなしでしょう。いまの様子をみていると作戦も連携もないまま、なんとなく壁の右側からひょっこり顔を出して、肩つけせずに乱射して引っこんでの繰り返しです。政府軍側の兵士が位置を確認して狙撃すればすぐに負けてしまいます。そういう映像がいくつかありました。

2012年7月中の映像はみんな壁の右から撃ってましたが、数か月訓練すれば左も使えるようになるはずです。おそらく私と同じような考えの現場指揮官はいるでしょう。いつ気が付くか。アレッポが陥落すると、トルコ側からの武器が流れ込むそうなので、

家で甘い麦茶を飲みながら、そんなものを見ていると現実感が無くなってきます。

中東の窓

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