私が長文を書く理由

2012年以前は文章量を制限していました。そんなに書いても誰も読まないぞと思って小出しにしてました。内容は大したことがありませんし、短い文しかみんな読まないよなあと思っていました。

書いているうちに言いたいことが浮かび上がるので短文ではダメみたい。長文を書いて論を積んで正解がでてくる面倒くさいタイプなので、短文を積み重ねて結論がでてきません。材料をたくさんばらまいて、そこから選んで物ができる性質です。そうなると文字数制限は百害あって一利なし。長文でもなんでも書くようにしています。結果、なんだか暑い2012年の夏は長文のエントリーが増えました。

ほとんど推敲はしません。書いたことを忘れたころに書き直すことがあります。ほとんどのエントリーは書いたままとなります。今週書いた書きかけのままアップしたものを直そうと思っているのですが、気が向いたらにします。基本、書き直しも書く量も気分次第です。文章を書きながら次にどう書くか考えながら書くようになりました。以前は勢いだけでした。

作文には流れというものがあります。思うことを文字にするときに文字を入力する制約が小さいほど書きやすくなります。私はずいぶん以前にキーボード入力を親指シフトに切り替えましたので、多少文章が長くなっても指の移動量が小さく、打鍵回数もローマ字の7割ほどで済んでいます。右親指キーと左親指キーの間にエンターキーを埋め込んだ特殊な改造キーボードを使って居るので、パームレストに手のひらをつけたまま、いまこの文章をすべて入力しています。

キーボードのスキマカバーを追加

親指シフト入力には専用のキーボードが必要で、キーボードを作る時間がかかりました。

魔改造 右スペースを今回は「ピリオド」に割り振り

マイクロソフトのナチュラルキーボードプロを改造。本来のスペースキー部分に台座をつくり、メカニクルキーボードのキース一致を3個移植。上の段にあるキーボードはメンブレンシートをバイパスして、もともと二つのスペースキーだった親指部分の左右を別のキーに割り当ててニコラ配列に対応しています。ほかにも超マイナーなキーボードや、ゲーム用の小型キーボードをメンブレンバイパスで改造して使いました。ナチュラルキーボードの改造は、メカスイッチから基盤の足に導線をつないでキーを生かしています。このキーボードはMS版とOEM版があり、その両方で改造してまして、何してるんでしょう私。