押し売りは疲れる

疲れるタイトル
これが苦手。タイトルで全部言ってしまうとうんざりします。なになにするな!系とこうすればああなる!のオンパレードの新刊書店の平置きをみて、これ売れるのかなあと心配になってしまいます。

千円札は拾うな。なんてタイトルの本がありますが、拾うよ。一円玉は拾う労力のほうが大きいから損するって上岡龍太郎が言ってました。

クルマを売りたいならクルマの話はやめなさい!
ちょっと納得した。

A4一枚で書類はまとめなさい (Biz plus α)
その本の内容を一枚でまとめ欲しい。

本気でヤセたいならダイエットなんておやめなさい―ヤセる周期を知るだけでラクして4キロ! (SEISHUN SUPER BOOKS)
ダイエットを止めると痩せるとかもう訳分からん。

だからおまえは落ちるんだ、やれ! [DVD]
まさかのDVD付き。こういうのを焼き直して売るのを見てると、いよいよ少子高齢化で受験の産業としての市場が縮小しているのだなと分かります。

学習塾業界 大手が“勝ち組”“負け組”に二極分化 – コラム – ビジネスEX
生徒が減ると市場も減る。

これからは共同体の時代 | 日本の戦後産業史-3-1990年~2010年:市場の縮小から新たな潮流・新たな可能性へ
彼らは社会に出てからも、ひたすら既存の制度の枠組みの中で走り続けることになりますが、もはやそこでは、既存の制度によって与えられた特権の維持という目的以外の目的意識など生まれようがありません。
よって特権階級は、旧来の市場拡大という枠組みを抜け出すことなど考えられず、国民の意識が大きく変わってもなお、支配の快感に溺れ、市場拡大路線等の私権原理に則った政策を採り続けることとなったのです。

なーんか社会党っぽい物言いですが、いまシクジってる原因ってだいたいこの辺かも。

君に志はあるか―松下政経塾 塾長問答集 (PHP文庫)
そんな厄介な物は持ち合わせてないぜ?じいさん。

やれとかやらないかとか、いちいちうるさいなと思う晩夏。皆様夏バテなどなさらぬようご自愛ください。