自作した結果

自作ステディカムこと、カメラスタビライザーを作って遊んでいます。今日は持って家を出たのですが被写体がなくて使わずじまいでした。

スタビライザーの構造は簡単で、グリップの中にベアリングを仕込みユニバーサルジョイントでカメラを取り付けた弓状の剛体とつないで使用します。

調整は案外難しくて、
(1)精密に作って絶対に動かさないようにして固着させる方法と(2)公差をでかく作って毎回調整するふたつの方法があります。私は自転車の前かごに入れて移動しますので、精緻すぎると壊れます。公差を狭く作るとその場の微調整がやりにくくなります。

実体験を基に結論を申しますと、全体的にゆるく作って毎回手で調整ほうが断然楽です。撮影開始まで時間がかかりますが、3分ほどあれば何とか。軽いカメラと軽い機材を使うことで、アーム&ベストなしに長時間の撮影ができます。

欠点は、きっと私以外使えないこと。あまりに私自身に最適化してしまったので一般性がありません。調整方法が独特で、そのカメラとスタビライザーが私とセットになっているので一般性のない設計になっています。