わからない人が震源球を最初に理解するためのメモ

震源球の見方、あなたは分かりましたか?私は理解に時間がかかりました。

震源球の位置関係
震源球の位置関係

ボール紙を円く切り抜いて二つ折りにします。九〇度の角度で折り目をつけて、それが地面の中に埋まっているイメージをすると震源球が理解できるはずです。

見方と見え方の関係
見方と見え方の関係

震源球を理解する

ぱっとみてわからないのはなぜか。普段馴染みがない図だからです。

基本が分かれば理解できます。それでは一体基本とはなにか?

下半球等積投影法

震源球を「ボール」とらえるのは間違いです。下半分のカップゼリーのようなものです。ミカンを手で半分に割って、丸い方を下にむけてテーブルの上に置くことに似ています。上から見えるのは平面部分で、厚い皮が下向きとなります。そういう図なのです。

気象庁もハイネット専門家は「ステレオ投影法」で急にボウルの話をしてきますが、マンゴープリンを半分食べて上から見るのに近い。私のように専門で地学を学んだわけでもないただの理科好きには図の見方が分らないのですが、たぶんどうしても「玉」で見てしまうからです。1度玉で考えることを捨てて下さい。

私も動画でやっと理解しました。映像は動画より抜粋です。

震源球を理解するためのメモ IRIS EPO
震源球を理解するためのメモ by IRIS EPO


Focal Mechanisms Explained: What are those “beach balls”? (Educational) – YouTube

参照資料

気象庁|地震・津波|発震機構|震源球と断層面の関係
気象庁の説明は最初に読んでわかりませんでした。半分にキッチンボールを置いて紙を挿したのは下半球等積投影法だから。発振機構の説明をよんだら(下半球等積投影法)と書いてありました。

そう。私が勝手に読んでいなかっただけ。

発震機構 | ファイル:Focal mechanism 03.jpg – Wikipedia
模式図と切断面の向きは同じでも、動く向きが逆だと色が逆になります。

3.2 発震機構解決定