私鉄沿線97分署

エドマクベインの警察小説で87分署というシリーズがあります。日本でずいぶん以前にドラマ化されました。わたしは87分署の和製ドラマの記憶はまったくありません。そのかわり97分署シリーズという日本の刑事ドラマをよく覚えています。今にしておもうと、

主題歌が松山千春。ファイルサイズの大きな動画ですが、最後のほうにすこしでてきます。当時の空撮技術はこのくらいが普通でした。マルチローターのヘリでHD動画が簡単に撮れる現在とは隔世の感があります。

火薬の量が多くて車がぶっこわれる「西部警察」も好きですが、どちらかというと私鉄沿線97分署のようなシナリオと演技でみるドラマのほうが好みです。人間ドラマは見る側に理解力が必要ですし、当時馬鹿な小学生だった私もも西部警察ごっこはできても私鉄沿線97分署ごっこはできないはずですが深く印象に残っているドラマです。OP/EDを聞くとよく覚えています。千春にワイルドワンズなんてよくわからずに聞いてました。

配役もしっかりしてて人物設定が深く作りこんでありました。理解力のない小学生でも大人の本気はわかります。時任三郎が自転車に乗って走り回り加賀丈史と坂口良子の掛け合いがあったような。脇をここまで固めてさらに現場ではにっかつと石原プロのスタッフが居るという贅沢なドラマの作り方をしていたようです。テレビにお金があったんですね。
私鉄沿線97分署 – Wikipedia

ドラマ 私鉄沿線97分署 | BS11

BS11でファーストシーズンだけ流してます。今見てもおもしろそうです。さすがに四半世紀経つと俳優さんの半分が鬼籍に入ってしまいました。