03

リカンベント整備
3/4 春に備えて

2006 RCB3.1
。1月はじめに、那珂川上流で砂利道を走った。そのときパンクさせたまま、寒くて放置。週末晴れるらしいので、土曜日のうちにパンクを直す。

天気がよければ海でも見に行こうと思う。

パンク修理

タイヤとチューブは小径で20インチ。ワイヤーオンではなくHEなので、近所の自転車屋さんなかった。探しに行くほど暇でもなかったので、2月の寒いうちに予備のチューブとタイヤを取り寄せておいた。

ホイルが小さいのと久しぶりだったものでリムから外すのに手間取る。プラスチックのペグ2本をつかい、ワイヤーを外す。

チューブを取り出し空気漏れチェック。穴が小さいので見つからない。おとなしく風呂場のバケツに沈めて穴を見つける。次に穴の周囲に紙ヤスリをかける。普段WOの太い中部ばかりいじっているので、HEの細いチューブは細くてすべすべに見える。高い金型なんだろう。

パンク穴はひとつだけだった。チューブは補修してそのまま続投。ゴムのりをやや広めに塗り、パンク修理用のパッチを当てる。あてたパッチをハンマーでひっぱたいて固着させる。

次に丸坊主のタイヤを外す。真ん中が平らになりつつあるスリックタイヤ。これを使うメリットと理屈は分かるのだが、やはり僕にはスリックは無理だ。雨や砂でグリップしなくなったとき、スリックのタイヤパターンではどうにもならない。抵抗がでかくても溝が深めのモデルと交換する。

チェーンガードチューブ
次にチェーンガードチューブの固定方法を探る。リカンベントの長いチェーンは触れると汚れるし、暴れるとフレームに当たって傷つくので厄介である。これを避けるため、樹脂製のホースにチェーンを通してチェーンカバーとして使っている。

もともとハンドルの軸下、フォーク側にチューブ固定用のL字金具が付いていて、これで固定するらしい。よく分からないまま直接タイラップで締め付けていた。フロントギアを架け替えると異音が大きくなるので走る前に直そうと思う。

チェーンラインは上から見て上下にいじれるが横には振れない。チェーンのコマは折れる方向が決まっていて、折れない横方向にはほとんどしならない。チェーンをラインどうりまっすぐに流すには、車体からすこし離し、宙に浮くように固定できればよい。適当な厚さのゴムブッシュを当てればうまくいきそうだ。

ただ、サスペンションフォークの上で、小さなL字金具ひとつでこれをこなすのは難しそうである。新車の状態では、上にある引き側のチェーンチューブとゴムベルトでまとめて、ベルトごと車体に引き寄せていたんだろう。

まず、要らなくなったタイヤチューブを切って巻いてみた。これで直接金具に固定すれば車体からすこし離れるから、チェーンラインがきれいになるだろう。そうおもい取り付けてみたが音は小さくならない。固定してはいけないのだろうか?

次に、ゴムチューブをひも状に裂いたものでヘッド部分からぶら下げてみた。ゴムひもだけでは怖いのでタイラップをゆるくL字金具につけてみた。するとリア・ディレイラーへの送るチェーンは宙に浮いた上体になり、ラインがきれいになった。

ついでにチューブ入り口に細切りのゴムを巻きつけて、気休めの消音装置にしてみた。どのくらい効果があるか分からない。





3/5


3/12

向かい風に負けないわけがない
負けないわけがないから普通に負け。
せっかくの日曜日だと言うのに北東からの強風。国道6号を東海方面に向かえば帰り追い風になるけれど、向かい風に真っ向勝負をするには気温が低過ぎる。

自然と那珂川方面に逃げてなんとなくひたちなかへ。

逆風の走り方
ルート選びが大切です。
向かい風を進むのにサイクリングロードや大きな道路を使うのは不利です。風は障害がないところを選んで吹き抜けますから、左右を森で囲まれた林道や雑木林を抱える集落を経由し、生活道路を抜けた方風が弱くなって楽ちんです。

勝倉で右折して那珂湊方面向かいました。最初川沿いを走ったのですが寒くて方針変更。台地と田んぼの際に移動し那珂湊を目指します。平地も飽きてきたので高速道路をくぐって台地を登り、湊線が走る丘の向こう側に進んでみました。

自動車から視認性の低いリカンベントなので、あんまりにも狭くてうねった道は走りたくありませんが、このあたりはほとんど交通量がなく、北風の中すれ違う人もいませんでした。

茨城交通湊線の線路を中根駅の近くで越え、田んぼ道海側に。ここでココロが折れたのでそれ以上風上には進まず風下である那珂湊大橋へ転進。

追い風は得意
道路としては、大洗街道か廃線になった水浜線跡で帰ると早いのですが、それでは横風になってしまいます。追い風に乗って帰るために大洗鹿島線をくぐったらすぐに大野方面むかいました。舗装路の連絡が悪い地域ですが、ひとけがないので自転車は比較的楽です。

リカンベントでは運動量が少なすぎて走り足りないので住吉のファミリーマートから裏道をすすんで
桜川サイクリングロードに出ました。あとはいつもどおり帰宅。20kmちょっとでしょう。
寒い割には背中が汗だくになりました。



リカンベントで散歩
3/5偕楽園手前でUターン
あったかくなってきたので午後から出かけてみる。ひとつ用事を済ませるために元吉田の台地をあがる。
相変わらず国道6号は混雑していた。週末にしか動かないタイプのレジャーカーが北へ南へ大移動。

六差路から日立の方を見やると、春霞で煙って見えた。

吉沢から大洗街道
用事を済ませて再スタート。風を見ると北西、しかも西よりだ。
茨城町経由で帰りに大洗街道を走ってくると向かい風になるので海は断念。
それほど距離を走ろうと思わなかったので、僕が単に走りやすいから使っている、自宅周辺のコースを走る。

パーツの構成を変えたばかりなのであまり遠くには行きたくない。
元吉田から吉沢に向かい、百合丘団地のカドヤ横を抜ける。
そこから新しく移転する中央病院を左手に見ながら通過。50号大洗街道までダウンヒルを楽しむ。
軽い追い風で抵抗の少ないリカンベントだから、ほとんどペダルを回すことなく大洗街道へ。
T字路を越え信号を渡って田んぼ道に入る。大洗鹿島線の高架を目指し高架下で左折して東水戸駅へ。
給水後ファミリーマートの信号を勝田橋方面に渡ると見せつつ、すぐに左折して桜川サイクリングロードへ。

このまま帰ると物足りないので、コースを城東方面に。お休みでお散歩するひとが多いので、気を使う。
自転車の音止めもやりすぎは考え物である。常磐線をくぐって城東の若宮団地を走っていると青い鳥が飛んでいた。
立ち止まってみるとインコ。飼っていたのが逃げて野生化したんだろう。ときどきカワセミが飛んでることもある。

6号から水府
6号を地下道で渡り那珂川を渡り、直後左折して今度は那珂川沿いを上流に向かう。
途中、大洗街道に抜ける道路の工事現場にぶつかる。橋を新設している。
これができると城東方面から直接那珂川を越えられるから、水府橋や6号の渋滞がすこし緩和するのだろう。

土手の上にサイクリングロードができると期待しているが、これができても6号を越えるルートがしょぼい。
さらに先の常磐線も越えにくそうだから、海までサイクリングロードで行ける日はまだまだ先のことだろう。
勝田橋の先は土手の改修と同時にサイクリングコースを作っているようだが、現場を見る限りはボツボツと土手自体が切れている。
ジャンプしろってことか?

水郡線の踏切を越えて、水府のプールの横を通る。急な坂を上り土手に上がる。
土手を使って大田街道へ、そこから梅光トンネルに入る。マスクをしても排気ガスで息苦しい、圧迫感のあるトンネル。
これを抜けると千波大橋にすすめる。

千波大橋を下りながら千波湖がみえた。それほど人が歩いていないように見えたので、周りを一周しようと走って見た。
実際に走ってみるとそこはやはり観梅の季節。橋の上から見たよりも人出が多く、危ないので途中にある橋で逃げてUターン。
水戸駅南口を通って桜川サイクリングコースで帰宅。

10km強ははしったし、チェーンチューブの不具合もなくてよかった。ゴムひもで吊るのは見た目が悪いが合理的なのかもしれない。