ジンバルも半分完成

よい案が浮かんでいるときにブログを書くと、そのとき良かれと思った設計が言葉として残ります。実際につくろうとすると、頭の中でできたものも、材料が堅かったり柔らかかったりと思うようには完成しません。

ジンバル2軸はあっさりできました。フォークを作るところで急に素材に迷いが出ます。木で作ると大きすぎるし鉄でつくると軸の太さに制約が発生します。鉄板を10ミリより太く切削する道具は、あいにく持ち合わせていません。

たぶん木で素直にコの字型を組んで軸をふたつ通すことになるでしょう。あまり気が進みませんけど、ほかにやりようがありません。

フォークさえ完成すれば、あとは下の棒は簡単です。上のステージはやっぱり難しく、なるべく簡素で単純な方が良いのに、カメラを前後左右に動かす機能を付けることで急に複雑で重くなってしまいます。ワンオフの、カメラ1個だけ使うなら、穴ひとつでオモリの移動でバランスを取れるのですが、多少カメラの種類が変わっても、現場で大きくバランスが崩れてもそれなりに調整が利くように前後左右のスライド機能が必要です。

結局、板二枚を重ねたくらいでは調整仕切れません。コの字のアルミを上下に入れ子にするのもあまり芸がありません。良い方法があったらきっと誰かがもう使っているわけで、それがでで来ないということは、それなりに面倒で難しいのでしょう。私もいまだ決定案までたどり着きません。