オリンピックは音を消してみよう

自我がある人は、社会と一体になるにはどうすればよいのか考えてしまう。最初から自我のない人はそんなことを考えていなくて、自分が社会の一員だと信じているに違いない。

オリンピックを積極応援とか、感動をありがとうとか、競技を国威発揚に使うなよとあきれ顔をしています。どうも、国威発揚?ではない模様。

戦中の五人組的な、みんな感動しているのだからお前も感動して同然だよな?って顔をした誰かがどこかにいることに気がつきました。それはきっと情報を出す側の人間なのです。

映画「マトリックス」人類を管に繋いで養殖している人と、オリンピックの報道を出す側の人間が一緒に見えてしまいます。正確には日本にスポーツを輸入してくるときに色をつける放送局が犯人。

解説とかないほうが見やすいです。バイアスロン男子20kmを音無でみてましたけれど、映像はきれいだし落ち着いてみることが出来ます。スキーのフリースタイルなんて解説がないほうが冷静に技の凄みを理解できます。

テレビは音を消してみたほうが面白いと思います。

撮影機材が充実しています。ロシアが自国内でかき集めたテレビマンが活躍しているのかとおもいきや、スポーツ中継のトップクラスのカメラマンが世界中から集まってきてるのでしょう。だいたいワイヤーで上から吊ったフライグカムの操作が世界中継レベルで出来るオペレーターって何人いるのでしょうか。ロシアにもいるかもしれませんが、同時に何競技も開催されていますからやっぱりヨーロッパあたりから招集してるはず。

スピードスケートの足もとをスローで撮影した映像は見応えがあります。とくに1000メートルあたりの長距離の後半のコーナーを電動レールで追っかけって撮影するカメラが見ていて楽しいです。

選手の動きを適確にフォローしながら高速でコーナーの立ち上がりから追いかける映像は選手の早さが手に取るようにわかります。バイアスロンの遠景を併走するフライングカムの映像は自分のいる場所がまるで空の上で神の視点を手に入れた気分になれます。

フリースタイルの男子スロープスタイルのヘリコプターの映像は最高でした。ライブで使えるカメラじゃないのが残念ですが、空中を選手の速度に合わせて飛び回りカメラのジンバルも電動でちょっとずつ適確なフォローが入って見やすかったです。どんなカメラと機材を使っているのかなんとなく想像がつきますが、一体何人がかりで動かしているのかわかりません。

今後期待しているのはスキー、スノーボードクロスの上空映像です。こちらは固定カメラの映像ではなくかなりの部分をフライングカムで撮影するはずです。リアルタイムに弱いヘリではなくワイヤーで釣ったカメラを使うはず。





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