二番煎じ

ツイッター:「僕だってのこぎりで…」筑波大2年生を逮捕 – 毎日新聞
日本語では模倣犯。コピーキャット。ただの二番煎じ。19歳なので名前が出ないから社会的に抹殺されずに済んでよかった。学籍が残るかどうか。

Twitter / tmaita77: 大学受験の43年史(1970~2013年)。大学受験が最も激 …
団塊ジュニアの大学受験不合格率が44パーセント。どこにも行くところがなくなる割合が半分くらいあったわけです。それに引き替え、現在(2014)の不合格率は10パーセント台。

合格率がこれだけかわるとなると、結果が変わってくるなあと試しに母校の大学進学実績をみてみました。国立大学の進学先と進学人数は、むかしとさして変わってません。中堅より上の学生の質はあまり変わっていない模様。真ん中より下の、ぼーっとしてたら3年がすぎて自動的に受験になってしまったような人たちが、労せずしてなんとなく大学に受かってしまうが実状です。事実、成績下位層の「その他」の大学(笑)の合格者数はこの五年で100人も積み上がっています。

大学に関する世間の評価はだいたい正しくて、時代が変化したからってそんなに急によくなったり悪くなったりはしません。優秀な人は優秀な大学に。それなりの人はそれなりの大学に進むとよろしいかと存じます。

私の周辺は、会社に入ってもだいたい心を痛めるか、アタマに来てドロップアウトしてしまう人が多いので「今年の新人」の噂はききません。たまたま先日某店の管理職と話をしたら最近の新人が言うことを聴いてくれないんだって泣いていました。まあ、でもそれあなたが採用したんでしょうと、のど元まで出かかった言葉をぐっと飲み込んで、大変ですねと同情しておきました。私って大人。

大学入試の偏差値60くらいはたぶん、昔と同じで新人は変質しません。偏差値40とか55あたりがなんだか怪しく感じます。

こないだたまたまパンフレットに挟まっていた中学お受験の問題をパズル代わりに解いてみました。方程式を使えば簡単に解けるんですが、小学生むけなので仕方なく幾何学で解くことにしました。いちおう、方程式を使わずに解けるんですが、小学5-6年でこんな問題を解けるようにするために大事な子供の時間を失ったら、きっとつまらない人間になります。私が小学生のときはこんなのやらずにザリガニ釣りをしていました。当然のようにザリガニ釣り用の金属製の漁具を作っていました。遊ぶ道具を作るところから始まるので、始めてから飽きるまでが長いんです。

優秀すぎて困る子というのが上位数パーセントは絶対数として居ます。そういう子は勉強すればよいのです。それに付き合わされる微妙な秀才は、こんなくだらない問題を解決することに少年期を使い尽くすことはありません。最初から一日ゲームを5時間やるとか、ザリガニを釣ったほうがちゃんとした大人になると思います。いや、ザリガニ釣りは今の役にも立ってないから、ゲームだけして下さい。

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