自作ジンバルのグリップの写真

DIY stabilizer gimbal
自作ジンバル グリップ新造

木で削りだしたグリップです。ジンバル部分は以前のままです。説明しますと、軸は丸棒です。ベアリングはそれぞれ圧入しています。水道管のチーズ(丁字)ジョイントを加工しています。

右側の黒い棒が軸です。軸にチーズジョイントをはめ込んで鉄板のコの字のフォークで支えています。

コの字フォークから横に伸びるのが、やはり同じチーズジョイントです。こちらのジョイントは片側を落としてL字型にしてあります。最初は逆につけていましたけれど、手が痛いのでこの向きになりました。左部分はもっと短く出来ますが、便宜上このままにしてあります。

左のチーズジョイントは黒く塗ったのですが、手に触れる部分は梅雨の湿気がまとわりついてペンキが剥げてしまいました。塗り直したいのですが、湿度が高いのでなかなか作業できません。

チーズジョイントの下に木のグリップがあります。木製グリップは中心から写真のように出っ張りを外に向けて使います。決まった向きはなく自由に動きますので、逆向きにつけて持こともあります。ただの塩ビパイプに比べると格段に握りやすくなりました。

ジンバルフォークに関する反省

ジンバルのフォーク部分は毎回見るたびに、あと1センチ内側に穴の位置をずらしたくなります。そのたびに、やっぱりいいやと思い直します。

フォークの懐は深い方が可動範囲が広くなります。同時に手にかかる負荷は大きくなります。

懐を浅く、可動範囲を狭くしてフォークをぎりぎりの長さにすると手にかかる重さは軽減されますが、手と軸が干渉しますのでだいたいこのくらいが妥協点です。

工作室 | 削り出しグリップにてHSCと書いていますが、どちらかというとH&KのG3とかMP5あたりに近いかもしれません。