楽しみは人それぞれ

音声さんはなにが楽しいのですかと発言して時の人となった少女のブログ。
広瀬すずオフィシャルブログ「すずの音」Powered by Ameba
きれいな音が取りたいが、音声という職業への志望動機かもしれません。

楽しみは人それぞれにあります。刑務官は毎日囚人をみて、なにかが楽しくなっているはずです。私も美人だらけの女囚刑務所なら経営してみたいとは思いますが、きっとそこ、泉ピン子居るからやだ。

テレビを作っている人もきっと、なにかが楽しくて作っているのです。17歳の少女が軽率な発言をしたVTRが手には入ったら、世間がきっと怒るだろうなって編集の人は楽しくなったのです。

テレビというものは、人の興味を引くためならなんでもします。将来のために、この部分はカットしようと「編集の人」はおもわなかったのでしょう。もしかすると「うちのスタッフをバカにするな!」と思っての報復措置かもしれません。報復した結果がどうなるか楽しみに見ていたのです。むかしの映画の現場なら、照明の機嫌を損ねると上からライトが降ってきたそうです。お台場の仕返しは物理攻撃に比べて社会的な存在を潰しにきてますから、やり口が少々陰湿です。

おそらく、あの番組の体制で言えば、現場のカメラマンに不用意発言を切る権限はありません。ディレクター、プロデューサーレベルは監督権限で見ているはずで、編集が切らなかったことを知っていたはず。知らなくてもどちらにしても責任は被ります。制作体制がそうなっているのに、放送を作るひともコントロールする管理者も、おそらくは出演者も問題のシーンは切らなかったわけです。

つまり、人の将来より、その場の視聴率を取るほうが楽しいのです。


モフモフマイク