自作電動自転車のつくりかたを見たお店

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手作りというかDIYで電動アシスト自転車を作る方法が軒先に飾ってあったのは、そう1996年とかそのへん。

前輪のハブにプリーだかチェーンを通して上に上げてふつうならカゴの位置にモーターを横積みして駆動させてました。モーターも冷蔵庫や洗濯機につかう大型のもので、直接ハブとモーターを繋ぐのではなく間だに減速用のプリーを入れて作ってました。

モーターの制御部分はちんぷんかんぷんでしたけれど、基盤を入れてマイコン制御で何かしてました。バッテリーは後ろに積んで、スロットルをハンドルに付ければアシストではなくて電動バイクの扱いになります。厳密にいえば自作電動アシスト自転車は作れないのですが、マイコンで回転数を読んで制御すれば「合法」の範囲に補助力をまとめることが出来ます。良くできてるなあと感心しました。

パンフレットで置いてあったわけではなく、軒先に紙で紹介してあったものです。1度見ただけなのでもしかするとお客さんの作品かも。

当時から機械はぎりぎり何とかなるけれどマイコンはとんとダメです。出力制御だけならボリュームとラズベリーパイみたいな小型基盤をつかってアシスト自転車がつくれるかなあとも夢想しますが、どうせなら壊れにくい機械式でつくってやれと思うのは、いまも昔も電気に弱いから機械に逃げるのです。宗派とは言いませんが流派が違うんです。