新年会で商店街の場所を説明したかった。
私「ケーキ屋さんがあって、資材店がある場所」
友「化粧店のところでしょ?」
たしかに角は化粧品店。しかし、化粧品店に用が無い生活をしているので目印にならない。
化粧品店の向い側にラーメン屋があるからそっちを使うと早く伝わっただろう。
私にとって、最重要なものはケーキ屋さんであることが分りました。次に仕事用の資材を買ってたお店。化粧品店と1度も入ったことのないラーメン店は見えない。
次に説明するとしたら、マンション、そして離れた八百屋。
人間自分に興味のあるものが全て。
逆に考えてみるとどうなるだろう。
その交差点、たとえば友人から「角に○○化粧品がある」と教わると、私はきっと分らない。たしかに化粧品店だけれど、横に開口部のある駐車場ばかり覚えている。
「化粧品店」を伝えるために、「横に駐車場のある化粧品店」といってほしいのだが、そんなキテレツな説明をする人は居ないのである。いや、わたしが他人にご説明差し上げるときはそういうかもしれない。
共通認識として、なんとか交差点と交差点に名前が付けば簡単である。次に、目立つもの、だれでも分るものの名前をあげること。ただ、八百屋の手前50メートル、ケーキ屋さんが角から2件目でというのはそれはそれで文化だろう。
もしかすると空間認知能力なり手順がオカシイかもしれない。他人とずれているのはなんとなく分っていたけれど、それがどの方角にずれているのか、自分自身のことが気になってきました。