ゴミを捨てる日々

家財を処分しています。そのまま捨てるには惜しいものもあるので、いちどリサイクルショップに持ち込んでみます。午前中に着てない衣類やらキャンプグッズを査定してもらって、駄目なものは午後から市の清掃工場へ持ち込みます。

まずは、うっかり買ったカメラバッグがいっぱい。もう着ないだろうミリタリー系の衣類を発掘。ジャケットほか、低価格で買った古着やら、自分では判断付かない衣類全般。体が入らないのに捨てそびれたものが大半です。

査定の結果は割合でいうと衣類は1割買い取り。キャンプグッズはキャンプブームのおかげで引き取ってもらえて満足。カメラグッズも通過したみたい。買い取りが駄目なのもは袋ごと受け取って、鉄の意志で中を見ずに処分するので詳細は藪の中。今回はそういうルールで進みます。

査定で弾かれた品物を持って一旦家に戻ります。昼食前に、清掃工場で捨てるものを車載します。午前中と違って午後は重量物ばかりです。

傷だらけの小型タンス、家具調コタツ、町内会の集まりで使った大型のテープル、小型の電動マッサージ器など。何時か使うだろうと捨てるのを惜しんだ品物ばかりです。20年前に捨てても問題ないのに、ちいさな罪悪感からしまい込んでいたのです。

計量して占めて1500円の出費なり。

今回捨てたものは、放置した家具を除くと私がリサイクルショップで安く買って使わないものばかりです。

三千円以下の品物は、ゴミだと理解しました。使っているうちにぐらついてきた椅子もゴミ。似合うかどうかサイズを見ないで購入したジャケットも着なければゴミ。丈が短くてみっともないキモノもゴミ。半分壊れたようなカメラレンズもゴミです。そういう、半分ゴミみたいなものに囲まれて生きてきました。

一か八か使えるかもしれないと思って買うのは私の悪い癖であります。

優柔不断な友人と買い物に行くと、いつも買わずに眺めています。「買わないの?」と聞くといつも「今は買わない」とおっしゃいます。そして、買うときに一円でも安いものが他に有ったらどうしようと心配になり、ずっと逡巡しているのです。

横で見ていて不思議でしたが、令和の今となると正しい買い方なのかもしれません。私などもう一度店に来るのが面倒なので雑に買ってしいます。そしてリサイクルショップと清掃工場にお布施をするのです。

今後は熟慮してモノを買うようにします。

下の動画はマシンガンズの滝沢さんがゴミについて語るビデオです。

貧乏な家の人は、安いものを買ってすぐ捨てるから、ゴミの排出がお金もちに比べて多いそうです。

なんとも耳が痛い話であります。