第二堤防

田老町の第二堤防はいらない。
第一堤防の海側に第二堤防を作り、高波を抑える予定が、設計が古く
シミレーションをしてないからV字のミニリアス式にしてしまったのだろう。
真ん中を凹ませると、へこみの頂点に波が押し寄せて高くなるのだ。

昭和初期の設計を、昭和中期の増設で台無しにしている。
古民家を今風にリフォームしたら住めなくなったビフォーアフター的悲劇である。
交通渋滞を緩和するためにバイパスをつくったら道沿いに店が立ち
結果渋滞してしまうような、そんな不作為にみえる。

「田老の長城」と言われて…
昭和37年くらいなら、資材がたりないし基準もない。
昭和の津波を想定した堤防なら頑丈には作るまい。
自然は人間のちからで抑えられると思う担当者業者発注者に悪気はない。
悪気はなくても結果はこんな感じなので、どうもしてくれない。
やったらやりっぱなしなのは行政の常である。
担当者の名前はチタンプレートにを刻んで埋めておこう。
地図に残る仕事なんだし。なんなら銅像でもいいぞ。

9/11のNHK特集でシミレーションをみたけど、第二堤防はひどいわ。
真ん中が凹んでるのは素人がみてもおかしいもの。
設計がバカで人が死ぬのっておかしいでしょう。

戦争で負けたときの資料を燃やしちゃったように、堤防に関わった人名とか
組織名なんて資料はないんだろうなあ。
そういうのを掘り起こして「なんでV字にしたんだよ!」って徹底して
ほじくり返さないと何度でも繰り返すと思う。

常々おもう。

センター試験とかマークシートが優秀で公務員試験をパスした人が堤防をつくる。
でも、安全な堤防を作る試験は受けてないので、素人同然だ。

だったら俺に作らせろ。
その代わり堤防の近くに住んでやる。
必死になって1/72スケールの堤防を作って実験するけどなあ。

戦争で負けた貧乏の反動で世界一とか東洋一を目指すのは勝手だけど
作ったものになんの根拠もないんだよね。科学が働いていないし合理性がない。
都合のよい科学は官僚が日本的な都合よい解釈をして骨抜き。
合理性なんてものはそもそも日本人にはむいていない。
あの建設業者は息子が世話になったから発注みたいな浪花節が優先される。

私は堤防をV字にした犯人がとても気になるのだけれど、みんなそんなに執念深くないよね。

犯人を見つけて断罪しようとは思わない。どんな過程を経てVになったのか知りたい。
アメリカの公文書館みたいに公共事業の資料は全部残して期限が来たら全公開すべき。
外務省みたいに地下に資料の紙を溶かす機械なんか置くのはだめよ。

工作好き