セルフブランディングってなあ。自分をよく見せることは良いことだけど、方法論を間違えるとダサい。セルフブランディングでときどき気になるのはこれ。
渋谷で働く社長のブログ
渋谷で、社長だぜ!って自慢してるように聞こえて軽く不快。忙しい人は当然ながら日記を書く暇もなく、更新が止まる。最後昼飯の写真を上げるようになるんだ。へー、そんなの食べたんだー、で?
それより、オタクが新製品に歓喜してるブログとかのほうが読んでて楽しいぞ。
渋谷の社長より山谷で働かないオジサンのブログのほうが、まだ読みがいがある。ただ、こちらは残念なことにブログを更新しないんだな。ほら、いろいろ忙しいって言ってた。
さて、本題。かるくくさすことがブームになってしまった意識の高い学生について考えてみましょう。
今、こんな子ばっかりなんでしょ?
学校がぬるくなったぶん、会社との落差が大きくなって、大人に対して身構えるのかもね。就職活動をするときに、右往左往してしまうのです。うまく立ち回ろうと浅知恵で格好をつけると意識が高い学生の出来上がってしまうと。観念的に正しいものを追い求めると、意識がたかくなります。
(前髪を払いつつ)若さゆえの過ちなんでしょうけど。人よりうまくできることを鼻にかけるのって、かっこ悪いと思うんだ。人を蹴落とすことが最大の目的になるなら、意識を高めることも必要でしょう。でも、その考え方で会社に入って何年くらい勤まるんでしょう。美意識の問題なんだよね。
だからそういう人なんだと思えばいいじゃない。意識の高い学生は居ればいいよ。
はてなブックマーク – 「意識の高い学生」の特徴のまとめ。 – @fromdusktildawnの雑記帳
morimori_68 ことば
この言葉は昔は「共産主義の真理に目覚めた学生」と同義だった。上から目線である。あまり良い言葉ではない。
なるほど。若い奴の啓蒙主義は嫌われるのか。
NEWSポストセブン|就活「意識の高い学生ww」の根っこはヤンキーと同じと専門家
納得した。そうか、だから自分の所属した団体名を気にかけたりするんだね。
仲村トオルがオーディションで役に選ばれた理由を思い出した。
仲村トオル 伝説:ねっとまがじん(ネットマガジン)
□デビュー秘話
1985年、映画「ビー・バップ・ハイスクール」でデビュー、オーディションで5963人の中から選ばれる。オーディションを受けた者は全てヤンキーで恐かったと仲村トオルは語る。
まわりのが本物のなかに、役者志望の非ヤンキーの大学生がいると目立ちますね。役者が欲しいときに本職が来ても受からないわけです。映画の枠に収まる、言うことを聞いてくれそうな若者じゃないと映画にならないもの。本気で全国制覇をしたい人は現実でしていただくとして、本職のやんきーは嘘がつけないから役者は無理だと思うなあ。
さて、意識の高いヤンキーがオーディションに落ちて、アルバイト感覚でやってきた仲村トオルが合格した理由はどこにあるんでしょう?単純に、背景にまぎれると目立たないから落ちるんですね。映画のオーディションで必要とされる人は合格して、自分の好きなマンガに出られると思った、だって自分はこんなにあのマンガのことが好きなんだからという意識の高いお客さんは落ちたわけです。
全員が蹴落とすことが目的になった時に、みんなと同じことをしたら負けるんです。
意識の高い学生にはぜひそのあたりのことを考えないでいただいて、これからも精進に精進を重ね意識を五次元くらいまで高めていただいて、私を面白がらせていただきたいかなと思う次第でございます。
仲村 トオル インタビュー【私のターニングポイント】| 演劇ライフ
意識の高い学生め。
自分の立ち位置を上げたがる。
私が意識の高い学生を嫌う6の理由 – over140
概して上っ面だけ。