鳥人間のスポンサー偏重

2012年の鳥人間コンテストの、滑空機部門だけみました。岩谷と某興業の放送時間が長くて、一般参加の理科大とか首都大学東京の機体が一瞬たりとも放映されませんでした。結構ひどい。某興業の機体は羽根の構造材が固すぎたのと、組み立て時のねじれが直せなかったことが失敗の原因に見えました。滑空機用のカーボンにしては、主翼の構造材が固すぎです。どこかのグランドで試験をしてるときに羽根が全然しなってませんでした。人力機の部品でも流用したのでしょうか。

「鳥人間コンテスト」休止 読売テレビ、制作費削減で – ITmedia ニュース
一回休止になったからお金にシビア。以前は全部の飛行シーンをラッシュで見せてくれてたのですが、いまは放送なし。もう、BS日テレで滑空機だけ3時間追うとか、有志がユーストリームで放送するとか出来ないんでしょうか。

個人的な趣味で人力機はそんなに好きではないので、もっと滑空機だけを見せてほしかったです。鳥人間コンテストは洗練が進んでしまい素人が頑張って作るとちゃんと飛ぶのが分かってきました。ここはもう、プラットフォームの高さをいまの10メートルから3倍の30メートルにして、滑空機の飛距離を伸ばしましょう。そのうえで、アトラクション部門の復活で。

人力はもう地上発進でNASAと闘えばいいとおもいます。バブルが続いてたらいまごろスカイクロラみたいになったかもしれません。