仲間探し

先週くらいにインターネットはつまらないなあと思いました。もっと面白いインターネットが売っているのなら交換してください。

素人の文章を読むのに疲れました。素人とプロの差は実はそれほど大きくなく、分量でプロの勝ち。ある程度の水準を超えた文章を書くプロガーのブログのほうが更新頻度の低いプロよりもありがたいのでそちらを読むようにしています。

ノンジャンルで縦横無尽に読んだり出来ないので、特定の作家を集中して読みます。ネットでも特定のブログを読むようにしています。結果、知人と稀に趣味の合いそうな未知の人のブログをぽつぽつと読んでいます。

ブログの場合、本屋と違い見つけるのがなかなか大変です。

ようやく探す時のコツが分かってきました。ある傾向が読み取れます。まず、作者が鬱っぽいこと。次いで趣味が似ていること。趣味は大事です。私の最近の趣味はDIYとミリタリーと天文、それと自転車。ミリタリーは負けている側の戦史を読んじゃうようなへそ曲がりの人と仲よくなれそうです。

たとえば同じマニアなら全部仲よくなれものでもなく、その中でさらに流派が近く、気の合いそうな人を探しています。ミリタリーといっても戦車と戦闘機は別ですし、国の差もありますし。仲良くなれそうな人はフェイスブックでは見たことがなく、たいていブログで勝手に日記書いていますのでツイッターやtumblerあたりで運よくだれが引用しているのを辿ってブログの読者になります。

自分と似た人を探しているのかもしれません。私はあまり鬱ではありませんが、普通の人よりすこしだけ面倒くさいことを考えているのは確かです。世間とのズレ具合が鬱の彼らと似ているのかもしれません。物を考える行為はひきこもることですし、余計なことを考えることで鬱になるのなら、それはそれで仕方のないことだと思っています。むしろ、ひきこもらず鬱にもならず、表向きの顔と自分の内面が一致するような人の書いたものなんて読みたいとは思いません。

はてなブックマークはなぜ改悪されたのか。 – 真性引き篭もり

ボーガスニュース、バンクーバーのウェブ屋、高橋慶彦、バズ部、幕末ガイド、セレブスタイル、数え上げればきりがない。どれもこれも、スパム、スパム、スパム。2ちゃんねるまとめブログや、海外翻訳サイト、ライフハックといった類のものになると、もはや例外を探す事が困難で、どれもこれもがスパムだった。

はてなのあのあたり全般がどうにもダメで気持ち悪いと思っていました。ようやく理由が分かりました。最初から出す側が出るように仕組んでるのね。いや別にそこで儲けるのは勝手ですけど、記事がつまらないのは勘弁してほしいです。お行儀よくつつましくそこにいればいいのに。