昔の自転車と銀輪部隊

【銀輪部隊】
戦時中南方で移動用に自転車を使っていた部隊。ジャングルのなかを静かに移動出来るので重宝がられた。この頃の貨幣価値からすると、今の国産高級車くらい価格か?魚雷一発一千万くらい。日本人は律儀というか、南方の戦線を広げすぎ。いくらなんでも自転車まで持ち出すか?

日本製の自転車がその後のシクロとか、自転車タクシーのもとなのだ。リキシャなんて呼称が現地に残ったのは名前だけが理由ではないはず。

ちなみに銀輪部隊の唄もあるようです。テレビの敗戦ネタが食傷気味なので銀輪部隊の映像はようつべのリンクを下に置いときますのでどうぞ。

夏のになるとあの手の終戦特集ばっかりです。東南アジアまで自転車で走り回ったそもそもの理由を誰も何ともいわないですね。やり始めた部分は全く触れないのは片手オチ。いっつもやられた話ばっかりで、あー、NHKのマニラ市街戦くらいか。「フィリピン 絶望の市街戦~マニラ海軍防衛隊」「ガダルカナル・繰り返された白兵突撃」 – Apes! Not Monkeys! はてな別館すごく律儀に命令を守ってるよ。再放送を観てまたウンザリ。

【軍用自転車】
ワークバイクとミリタリー・バイク
一番下のは空挺が落とした折りたたみ自転車です。
文中出てくる「片倉シルク號」。片倉シルクといえば、どこかで見覚えが。そうだ、ミストラルのクランクをきってもらったビルダーさんだ。ちなみにソリッドのクランクをカットしてできたショートクランクは、いまも便利に使っています。なんだかんだいって、クランクまで体に合わせると、乗ってはいちばん楽ですね。

【ショートクランク】
背丈が165以上あるとあんまり意味がありませんが、短足には必需品です。とはいえ無理に作るものではありません。スギノの152ミリかな、153かな、150ミリ台の規格があるのでそちらをご利用下さい。フロントトリプルで150ミリとか、製品が存在しなくてどうしても必要な場合はビルダーさんに相談するしかありません。中空クランクは中が空っぽなので当然ながら切れません。

【昔の自転車メーカー】
田舎の自転車屋さんの看板をみると、未だに丸紅サイクルなんて書いてあります。丸紅といえば「丸紅ルート」しか思い出さない昭和の子なので、商社だとばかり思っていました。製造販売していた模様。

片倉シルクは形を変えて存続。母体は亡くなってしまったのか。学生のころ乗ってた「カワムラ」は、今もあるみたいだけどどうなんだろう。

【人力車はリキシャでベロタクシーのこと】
「彦根リキシャ」でニッポンを走る

【銀輪部隊】
銀輪部隊 – Wikipedia
YouTube – 走れ日の丸銀輪部隊

【ショートクランク】
ただ自転車通勤のためでなく ショートクランク化その後…
上記ページより
トライアスロンショップ シロモト
軸からの距離が可変式のクランク。

クランク長を考える。 – くろんの風

【ビルダー】
絹自転車製作所ホームページ

【メーカー】
横山茂彦のブログ: シルク自転車
丸紅山口自転車(ベニックスシリーズ)
カワムラサイクル

古い自転車の広告をみるとグッと来るのはなぜだろう。
今の自転車カタログは、見ても何とも思わない。